アマプラ・レンタル 「まあだだよ」

アマプラ・レンタル

「まあだだよ」

1993年の封切り時、

僕は映画館を腹を立てて出た。

「なんだ、黒澤。ジジイの

繰り言みたいな映画撮りやがって」

34歳だった。

あれから31年。

この作品の良さがよくわかった。

子どもの描いた絵のように好き勝手で

夢のように自由で

犬や猫を可愛がるようにあどけない

気持ちの良い映画だった。

これは年取らないとわからん。

ひとり苦笑しながら、内田百閒と

教え子たちの、なんともほんわかとした

子弟物語を楽しませてもらいました。

ときに黒澤明83歳、遺作となった映画です。