’
今回は動物たちのすごい特技を紹介。
日本語のナレーションはこちらに
書いておきまーす。
長いので、見たい方だけどうぞ。
’
みんな元気?今日はすごい特技を持った
動物たちを紹介していこうと思うんだ。
いい?スタートするよ。
’
まずは、カンガルー。
みんなはどのくらいジャンプできる?
カンガルーはね、なんと9メートルも
ジャンプすることが
できるんだ。
’
マンションでいうと3階ぐらいの高さまで
飛ぶんだよ。すごいね。
そして走る速度は70キロ!
安全運転の車が40キロぐらいだから、
いかに速いか、わかるね。
’
さあ次のすごい動物は、水族館で
会えるペンギンだ。
みんな息を止めてお風呂に顔つけたことある?
苦しいよね。
じゃあプールで何メートルぐらい潜れる?
’
ペンギンはね、1番深くて500メートル
潜れるんだよ。
世界で一番高い東京にあるスカイツリーが
634メートル、
500メートルっていったら第二展望台の
あたりかな。
高いよね。
その長さを潜るんだからびっくりするよね。
’
渡り鳥って知ってる?
規則的な移動をする鳥のことなんだけど、
1年間の移動距離は約1500キロ。
東京から沖縄ぐらいまでの距離を飛ぶんだよ。
もちろん飛行機も新幹線も使わないで(笑)
しかも1回の飛行で1000キロも飛ぶんだから、
すごいよね。
’
コアラの特技は寝ること。
みんなはどのくらい眠れるかな。
コアラはね、1日18時間から20時間も
寝てるんだ。
’
どうしてそんなに寝るかというと、
ユーカリという
毒のある葉っぱを食べてるためなんだ。
毒を体で分解するために体力を
使って疲れてるんだよね。
’
なんでそんな毒のある葉っぱ、ユーカリを
食べるんだろうね。
それはね、コアラは主にオーストラリアの
乾燥したところにいるんだけど、
そこは特定の植物が
育たなくて、エサが足りないんだね。
コアラはそのエサ取りに負けて、
仕方なく木に登り
他の動物が食べないユーカリを食べるように
なったんだ。
’
生きるためだから仕方ないよね。
でも案外グルメなんだよ。
コアラによってそれぞれ好みが違って、
葉っぱにもこだわりがあるって。
新芽や若い葉っぱしか食べず、
成長した葉は残しがち。
1年を通して新鮮でおいしいユーカリを
切らさないよう頑張ってるって、
動物園の飼育員さんが
言ってたよ。
’
みんな短距離走は得意かな。
短い距離を早く走るといえば、チーターだ。
なんと時速100キロなんだ。
とはいえ、400m以上走るのは苦手。
得意なのは200mまでかな。
その距離だったら陸上では、チーターが
1番早い動物なんだ。
’
夏は苦手って人も多いよね。
実は僕もそう。ジュースもがぶがぶ
飲んじゃうしね。
でも暑さなんて平気さという動物がいるんだ。
ひとこぶラクダだ。
全然水も飲まずに160キロも歩けるって
いうからすごいよね。
’
背中のこぶに35キロの脂肪を
持ってるんだ。
これを体の中で分解すれば、
食べ物や水分の代わりになるんだ。
それにラクダは汗をあまりかかない。
外の気温にあわせて、体温を34度から
40度の間で
変化させることができる。
’
40度を超えてようやく汗をかくんだ。
体の中の水分を逃さないように出来てるんだね。
その代わり、水が飲めるときは一度に
100リットルも飲むんだ。
500のペットボトル200本分だね。
ラクダは「貯めこむ」ことが得意な動物なんだ。
’
さあ、最後に紹介するのは、陸上の動物の中で
一番大きい象さんだ。
象といってまず目に浮かぶのは、「大きな耳」と
「長い鼻」だね。
’
大きな耳は、アンテナの役割をして
遠くの音を聞いたり、
うちわのように動かす事で上昇した体温を
下げることもできる。
’
長い鼻は、うわくちびると鼻が一緒に
伸びたものなんだけど、
たくさんの筋肉で出来てるので、
自由に動かしたり重いものを
持ち上げたりもできるんだ。
’
頭もいいんだよ。
脳がイルカや人間と同じような複雑な
構造になってるので、教えればだいたいの
ことはできる。
’
筆と紙を渡せば、教えたとおりの
絵を描ける象だっているんだ。
群れで行動することが多いので、
家族友達への
思いも強いんだ。
仲間が死んだときなんか、ずっとそ
ばにいてまるで祈ってるみたいに立ってるんだ。
そのあと体に葉っぱや木の枝を載せてあげるんだ。
優しいよね。
’
さあ、今日はこれでおしまい。
まだまだすごい動物がたくさんいるから、また紹介するね。
ではではバイバーイ。
’