日曜美術館にて 「ミス・ブランチ」にため息

デザイナー倉俣史朗が、

永遠の美を閉じ込めたような

椅子を、僕は今日初めて観た。

その美しさに、ただただため息をついた。

テネシー・ウィリアズムの戯曲

「欲望という名の電車」のヒロイン、

ブランチの名を冠したこの作品は

アクリルに造花のバラを配したものだ。

なぜ彼女の名を付けたのか。

しばらく考えてみたいと思う。