7月1日(土) 午後6時30分開演
場所 永明寺(八幡東区川淵町・昭和町バス停徒歩2分)
料金 4000円
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小林さんの「国宝、昔はこんな色だった」という
本を読み感激した僕は、すぐに彼の講演会を
企画しました。
2009年のことです。
それから毎年、会を開いてきましたが、
今回、ついに最終回を迎えました。
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理由は小林さんがオンラインサロンに活動を
移行するということです。
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ということで記念すべき最終回のテーマは、
「極楽浄土を味わってもらう」ということ。
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復元したのは、国宝「山越阿弥陀図屏風(やまごえ
あみだずびょうぶ)」。
これは、名前のとおり、西方の極楽浄土から
阿弥陀如来が来迎し、山の向こうから巨大な
お姿を現すさまを描いたもの。
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デジタル復元された「山越阿弥陀図屏風」は、
両端が手前に折れてコの字になるので、自立し
ます。
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仏の印を結んだ手元からは五色の糸が付けられ、
反対の端はそのまま臨終を迎える者の手に結ばれます。
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また、仏の眉間にある白毫(びゃくごう)には
水晶がはめられているので、西からの夕日 がさす
と光の筋が前に発せられる仕組みになっています。
極楽へ迎えられる臨場感に包まれるため
の、凝りに凝った舞台装置といえます。
もちろん実際に体験してもらいます。
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当日はこれにさらなる仕掛けとして、
雅楽の3つの楽器、「竜笛(りゅうて
き)」「篳篥(ひちりき)」「笙(しょう)」の
生ライブとコラボし、
単に視覚
効果のビジュアルだけでなく、サウンド、
聴覚も駆使して、極楽往生を立体的に体験して
もらおうと思ってます。
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最終回にふさわしい豪華な企画です。
どうぞ皆様のお越しをお待ちしています。