39年前なのに色あせない。「男はつらいよ 旅と女と寅次郎」

マドンナは当時31歳の都はるみさん。

旅先で少し酔って、二人で歌う

「矢切の渡し」に何度も見たはずなのに

胸が熱くなる。

芸能界で成功した。でもたったひとつの

恋が実らない。

彼女の実体験をほうふつとさせるキャラも

秀逸。

だから映画の役名も「京はるみ」とベタ。

でもそこがいい。

スターの気まぐれな逃避行、と考えれば

本作は「寅さん版ローマの休日」なんだろうな。

ファンとしては物足りない作品だと思ってたけど、

オレ、年取ったんだろうね。

31歳の都はるみが可愛くて切なくて

涙、涙、でした。

演歌もいいねぇー。

っていうか、オレ、演歌の作詞家修行、

作曲家の先生の弟子になって

3年ぐらい勉強してたんだった(笑)。

では予告編をどうぞ。