アマプラ 「ルックバック」

噂には聞いてたけど、いやー

ここまで良いとは。

わずか1時間余りのアニメなのに

女の子二人がマンガ家を志し、

さてどうなるか、という話なのに

画面にくぎ付けになった。

中学1年のときに書いた作文を

国語の先生に褒められて、クラスの友達も

何人か、「よくあんなこと書けるな」と

言ってくれて、それが嬉しくて

僕はいつしか、プロのライターになった。

あれから、53年(笑)。

有難いことにずっと仕事が続いている。

あってもなくてもいいよな

あぶくのような職業だけど、なんで

これまでやってこれたのか。

その答えを本作は教えてくれる。

唸り、だよなと何度も頷き、あの人に

喜んで欲しいからなんだよね、とひとり

泣いて、笑って、泣いた。

いやー、いい映画でした。