「アゲイン 28年目の甲子園」
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中2のときだった。
軟式野球の試合で僕は生涯唯一の
鋭い三塁ライナーを打った。
けれど、サードが横に飛び
そのボールをキャッチした。
未だに打撃の感触を覚えてる。
数十年後、クラス会でサードに会ったら
彼も覚えてた。
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だから甲子園を目指していた少年たちが
仲間のトラブルで出られなくなっとしたら
一生腹も立ち、悔いも残るだろう。
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本作はそんなオッサン元球児たちの
「マスターズ甲子園」
を題材に描いたものだ。
さすが重松清の原作。
泣けて泣けてしようがない。
なんだか大切な人とキャッチボールがしたくなる
映画です。
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