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いろんな方の話を聞くと、
とにかく難解な映画だという。
そこで、困ったときの町山智浩さん
見た。
少しだが、わかってきたので、動画を
観るのが面倒だという人のために
要約します。
ネタバレなので、ご用心を。
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まずノーラン監督というのは、「時間と空間を
捻じ曲げる」、「複雑の時間軸が混在する構成」が
好きな人というのを抑えておいてほしい。
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そのうえで本作は4つの時間軸が同時に進行する。
1 原爆を作り落とすまでの時間軸(カラー)
2 水爆に対する時間軸(モノクロ)
3 1の話の中に水爆に反対するオッペンハイマーに
対し尋問を受ける場面が端々に入ってくる
4 水爆に対して話をするオッペンハイマーと
アインシュタインのシーンが冒頭とラストに
入る
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そのうえ、登場人物は50人ぐらいいて、
どの人が誰なのかも説明しないし、スーパーも出ない。
町山さんは1回目わけがわからなかったので、
原作を読み勉強したうえで2回目にトライしたが
それでも登場人物の詳細はわからなかったという。
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でも彼はいう。
この映画はおすすめだと。
歴史的事実、背景をごっそりと省いた物語なので
そこに不満を持つ方も多いだろうが、
科学者の責任といったものを、
オッペンハイマーの頭の中に入り込んだような
映像で魅せる映画は今までなかった。
日本人にとっては不愉快な場面もあると
思うが、それも議論の対象にして欲しい。
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ということで僕はもちろん見に行こうとは思ってるが、
最初からおそらく理解できないので、
せめて1の時間軸だけに集中してトライしてみよう。
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詳しいことはこちらをご覧ください。
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