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二度目の鑑賞。
小泉旋風に乗って、市会議員選に
立候補した、切手・コイン商の
山内和彦氏のどぶ板選挙戦を
描いたドキュメンタリー。
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長老や後援者たちに言われるままに
右往左往する山内氏の滑稽な姿がウケて、
海外でも多くの賞を受賞した。
観察映画というスタイルで、
ナレーション、音楽、字幕一切なしの
淡々としたタッチだけに余計に
面白い。
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パート2も、主役は山内氏。
今度は主体的に脱原発を表明し、無所属で
立候補した彼の変身ぶりが気持ちいい。
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昔、選挙の映画を作ろうと、少しだけ取材を
したことがある。
ベテランの関係者が言った、
「選挙は男のホビー」というフレーズを
改めて本作2本を見て思い出した。
わかるなぁ。
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