知らなかったなぁ、その2。

正岡子規の名句、

柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺’

に元歌があったなんて。

それがこちら。

鐘つけば銀杏散るなり建長寺

書いたのは漱石。

そう、二か月ほど前に漱石が詠んだ句に

敬意を表し、子規がそのスタイルを真似、

同じ新聞に発表したとのこと。

ちなみに、子規が名句を詠んだ場所はもちろん奈良。

病気から復帰し再び東京を目指す旅の途中。

旅費を工面したのは、漱石だったそうです。

二人の友情と粋な句の交流。

文豪、かっこいいっす。