観山寄席第二夜

博多と小倉の風土の違いを

師匠にお話してたら、

昨日と演目をガラリと変えて

くれました。

一席目は「武助馬」

歌舞伎で、馬の後ろ足に扮した

男を巡る滑稽噺。

江戸の歌舞伎小屋の雰囲気が

たっぷり伝わってきて、笑わせて

もらいました。

二席目は、「宿屋の富」

金持ちのふりをした男が

富くじが当たり、大騒動と

なる噺。

師匠はくじの抽選場が織りなす

さまざまな人間像を、軽やかに

楽しく演じてくれて、

こちらも皆さん大笑い。

博多は人情噺でほろりとさせ、

小倉は滑稽噺で笑わせる。

見事な切り替え、演出、

鯉昇師匠、どうもありがとうございました。

7人、テキストの画像のようです