ふたりの素敵なイラストレーターが
テーマはしりとりのような
リレー式で、和田さんが文章を書いた
ときは、安西さんが絵を描く。
安西さんが文章のときは、という粋な趣向。
エッセイも面白いんだが、カラーで魅せて
くれる二人の絵に、心が弾む、弾む。
解説が村上春樹さんというのも嬉しい。
ちょっと引いてみます。
この「青豆とうふ」というタイトルは、
たまたま僕がつけたものです。
水丸さんと(略)お酒を飲んでいて、
「今度、和田誠さんと一緒に本を出すんだけど、
村上さん、タイトルなにか考えてよ」
「うーん、タイトルか。弱ったな」と
思っていたんだけど(略)、そのとき
僕はちょうど「青豆とうふ」を食べていたので、
「じゃあ、青豆とうふでいいんじゃないですか」と
いうことになりました。
いいね、この軽やかさ。
人生も、こうありたいねー。