久しぶりにノートに写した本

「頭のいい人が話す前に考えていること」

                安達裕哉

放送作家や企画立案を

仕事にしてきた僕は、会議で

とりあえず発言してネタを出さないと

飯が食えない。

だから、深い考えもなしに、思いついた

アイデアをベラベラと話しまくる。

そんな僕にとって、この本は耳が痛い。

いかに自分が頭が悪いか、よくわかった。

少し長くなりますが、とりあえず第一章

だまとめてみたので

興味があれば、どうぞご覧ください。

そして第二章がもっといいので、できれば

買ってあげてください。

「知性」と「信頼」を同時のもたらす7つの黄金法則

①とにかく反応するな

話す前にちゃんと考える。

怒りを覚えたときでも6秒待って話す。

頭のいい人は感情的にならず冷静に話す。

②頭の良さは、他人が決める

無人の山で木が倒れたら音はしない→誰も聞いてないから

コミュニケーションの主体は、自分ではなく相手にある

とことん相手の立場になって考える癖をつければ、 社会的知性は身につく

③人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する

「白と青の服どっちがいいと思う?」→正解の答えは?

「白と青、それぞれ、どこがいいと思ったの?         ↓

私のことをちゃんと考えてくれている、と思ってもらえる

④人と闘うな、課題と闘え

 頭のいい人は、論破しない。

 議論の勝ち負けではなく、議論の奥にある課題を見極めよう

 とする→議論になるのは、その人の根底に何か想いがある

 ちゃんと考えて話すというのは、「相手の言ってることから

 その奥に潜む思いを想像して話す」ということ

⑤伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせい

「黙っていい、むしろ積極的に沈黙しろ」

「言い方には気をつけるべきだが、うまく話せる必要はない」

 相手に伝わらなければ、話し方が悪かったのではなく、考えが浅かったと考える。

⑥知識はだれかのために使って初めて知性となる

 頭のいい人は“賢いふり”ではなく、“知らないふり”をする。

「簡単にアドバイスするな、意見を言うな、とにかく相手に

 話してもらえ」→本当に相手のためになることは何なのか?

 を考えながら話を聞く→話す前に“本当に相手のためになる

 のか?と立ち止まる

⑦承認欲求を満たす側に回れ

 コミュニケーションにおいてもっとも大切なのは

「承認欲求をどうコントロールするか」

          ↓

 自分の承認欲求は抑制し、他社の承認欲求を満たすことが

 できれば、「コミュニケーションの強者」になれる

           ↓

 口ではなく結果で自分の有能さを見せたうえで、他者に

 親切にできる人が信頼される