大瀧先生の言の葉

ずっと大瀧先生のポップス史を

聞いてるんですが、白眉はパート4。

服部良一先生にスポットを当てた回。

大瀧先生の名言に、泣きました。

「服部さんが笠置シヅ子のデビュー曲、

ラッパと娘を書いてから、戦争が始まった。

それから9年経って、戦後作ったのが

東京ブギウギ。

この間何も無ければ、もっと素晴らしい音楽が

日本に生まれたと思う」

私事で申し訳ありませんが、僕は少しの間、

歌謡曲の作曲家の弟子として生きていました。

そのときに、たくさんの先生たちに出会いました。

日本の歌謡史、歌詞も相当勉強したので、

ほとんどの歌は、さらりと出てきます。

でも、服部良一さんの、笠置シヅ子さんの

雌伏期に思いを馳せたことはありませんでした。

まだまだ、修行が足らないなぁ。