フレーズがキレてるなぁ。「絶対挫折しない日本史」古市憲寿

難しいことを易しく、わかりやすいたとえ話で説明してくれる。
本物の知性というのは、そういった語り口を持ってる人だと思う。

彼らの大きな特徴は、文章にしろ、喋りにしろ、グッとくるフレーズがいくつも出てくる。古市さんのこの本がまさしくそうだ。

日本史を古代、中世、近代を分けるセンスはもちろんのこと、


「古代政権はフランチャイズ運営」
「中世の上皇は、社長よりもやり手の会長」
「木綿という中世版ヒートテックの普及で、農民の死亡率も下がった」
「国家の本質は暴力の独占」
「食料自給率100%は、脆弱な社会」

とまぁ、あげると切りがないほど、キレッキレのフレーズに魅了される。

そんな印象的な言葉を発する人を僕の周りで言うなら、我が盟友、小林泰三氏だ。
彼の「狩野派はゼネコン」「高松塚古墳は飛鳥時代のカプセルホテル」、他もろもろのフレーズは今も覚えてる。

古市さんのこの本もおすすめだが、ぜひそんな小林さんのクラウドファンティングもおすすめ。募集終了まであと7日です。

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よろしくお願いします。

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