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録画していたNHK「映像の世紀」、
ビートルズの回を見ていて、
初めて「肋骨レコード」という
存在を知った。
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これは冷戦時代のソ連が西洋音楽などを
禁止したため、秘密裏に作られたレコードのことだ。
レントンゲン写真に溝を刻み、回転する軸の穴は
タバコで焼いて作ったそうだ。
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当時は禁止された音楽を所有したり聞くだけで
懲役ものだったらしいので、「肋骨レコード」を
くるくるに巻いて、服の袖に隠し、街角で
こっそりと売っていた。
売る側も聞く側も、刑務所覚悟でジャズや
ビートルズを聞いていた。
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いやー、ぐっときました。
「自由である」ということを一番に
生きてきた僕にとって、この話はたまりませんでした。
ちなみにビジュアルはこんな感じ。
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