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天才は質と量が正比例する。
作家トマス・ウルフは、書かずにはいられない衝動に膨大な原稿を生み出していく。
フィッツジェラルドやヘミングウェイを育てた編集者・パーキンスは、それを片っ端から削っていく。
作家と編集者のバトルを、映画はときには激しく、ときには優しく、ときにユーモラスに描いていく。
ベストセラー作家となり傲慢になっていくトマス・ウルフ。
書けなくなったフィッツジェラルドを笑い、「お前の人生だけが一番なのか」と激しく批判するパーキンス。
トマスの新作を「クズだ」と一言で言い放つヘミングウェイに、「いや彼は違う」と擁護するパーキンス。
家族も顧みず、芸術に全てを費やす人々の狂おしいまでの格闘を魅せてくれる。ジュード・ロウ、コリン・ファース、ニコール・キッドマンの演技合戦も見もの。
実話を基にしたこの作品、文学ファンにはたまらない。
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