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長野オリンピック、ジャンプ競技での実話を元にした物語。
この映画を観て、僕は初めて「テストジャンパー」という存在を知った。
競技の前に飛ぶ裏方のジャンパーのことで、その飛び方を見てジャンプ台に危険がないかどうか、スタート地点の調整などをする。
また競技中に雪が降った時などには、飛距離を確保するため、何度も飛び、
ジャンプ台の雪を踏み固める。
そのため、多い時は20人以上も集められる。
映画はこの「テストジャンパー」にスポットを当てる。
誰一人注目することのない彼らは命の危険も顧みず、選手のために飛んでいく。
もともとはみんな一流のジャンパー、オリンピックの選考に漏れた人たち。
なのに彼らは出場選手のために。
……泣けますよね。
はい、何度も泣きました。
こんな実話があったなんて。
気持ちのいい映画を観たいなら、おすすめです。
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