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「淋しい狩人」、「ビブリア古書堂
の事件手帖」、「定価のない本」を
秀作が多い。
本作もそんな一冊だ。
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シニアの大叔母と親戚の娘が、東京の
神田神保町の小さな古本屋を営む物語。
人気作家だけあって、神保町の美味しい食と
街の風景、思いやり溢れる人々の触れ合いを
幸せに描き、誰もが楽しめる。
本と食べ物の組み合わせた、各章のタイトルを
見るだけで読みたくなると思うので、
紹介しておきます。
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第一話「お弁当作り ハッと驚く秘訣集
小林カツ代著と三百年前のお寿司」
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第二話「極限の民族
本多勝一著と日本一のビーフカレー」
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第三話「十七歳の地図
樋口譲二著と揚げたてピロシキ」
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第四話「御伽草子
とあつあつカレーパン」
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第五話「馬車が買いたい！
鹿島茂著と池波正太郎が愛した焼きそば」
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最終話「輝く日の宮
丸谷才一著と文豪たちが愛したビール」
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特別対談 片桐はいり×原田ひ香
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1瞬那浩人
