取材余録~「四方よし」の精神

学習塾を経営する株式会社ショウインの田中社長とは、かれこれ20年以上の付き合いになる。

社長の勧めで尺八を始めたし、大分・九重の別荘にも何度もおじゃました。
結婚式にもお招きし、仕事でも2冊の書籍編集をお手伝いをさせていただいた。

公私ともに、お世話になっている方だ。

ただ改めての取材となると、かなり久しぶりだった。改めて社長の経営論を聴く機会となった。

印象に残り、考えさせられる言葉にたくさん触れることができた。

・やろうと思ったことは3日以内に行動に移す。駄目ならやめればいいし、改良すればいい。改良できれば、それは失敗ではない。

・浮かんだアイデアは、必ず実行に移す

・お金は「人」が運んでくる。ソファに座っていても、お金はやってこない。行動しなければ、何も始まらない。

・近江商人の「三方よし」(売り手よし、買い手よし、世間よし)があるが、これに「天によし」を加えた「四方よし」の精神を心掛けている。自分だけ儲かればいいではなく、たくさん儲けて、たくさん税金を払おうという気持ちが大切。世の中の役に立つこと。仕事でそれがなければ、何をやっているか分からない。

特に「四方よし」の精神、税金を払おうという気持ちが大切、というのは心に響いた。恥ずかしながら僕は、税金はなるべく払わないようにすることばかり考えてきた人間だからだ。

人の役に立ちたい、とは思っていたが、それも自己満足だったのかもしれない。

世の中の役に立ち、たくさん税金を納める。
そういう人のもとに仕事やお金は、たくさん集まってくるのかもしれない。

取材記事はこちらにアップされているので、一読いただけると幸いです。