人生の一端に触れる

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元海軍少尉。

甲子園優勝を経験し、自らも監督として甲子園に出場した元球児。

防衛産業に関わるオーナー社長。

ジャズギタリスト。

東証2部上場のIT企業社長。その会社のシステムエンジニアとマーケター。

1200年以上の歴史のある神社の禰宜さん。

東京大手デベロッパーの商業施設販促担当。

そして先週は大手旅行代理店関係者…。

この1カ月ほど、取材や打ち合わせで話をさせてもらった人たちだ。

我ながら、よくもまあ、これだけ立場の違う人と話をさせてもらう機会があると思う。それぞれに職業があり、生活があり、人生がある。その一端に触れることができることを、本当に幸せだと思う。

これこそ、ライターという職業の醍醐味であり、自分がやりたかった仕事だ。

たまに、「会社を辞めてフリーランスになったことを後悔してないですか?」と聞かれることがあるが、後悔などあろうはずがない。

もちろん会社勤めのよさも多くあったし、フリーランスになってからも、いいことばかりではない。

それでも僕は今、悩むことも含めて「自分の魂が、生きている」と実感している。

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