将棋AI「ポナンザ」の開発者で、現在は完全自動運転の電気自動車の開発を進める山本一成氏のインタビュー記事(朝日新聞日曜版「フロントランナー」)より。
誤解を恐れずに言えば、青木さん(完全自動運転車の共同開発者)も私もエリートです。
必死で何かしなくても十分生活していける。逆に何かしようと思えばこれまでの実績から多くの人が耳を傾け、投資も受けられる。
そんな恵まれた環境にいるのに自分だけの幸せを追うなんて寂しいですよね」
人ができないことができる才能があり、環境がある。それを自分のために使うのではなく、社会のために使う。
こういう人がいるからこそ、世の中が少しずつ便利に、暮らしやすくなっていくのだろう。
まだまだ生活のために必死に働かないといけない僕だが、そうした精神だけは持っていたい。